本記事では、
「院試はいつから始まる?」
「大学院の院試の勉強はいつから開始すればいいの?」
「院試の勉強のスケジュールについて教えて」
という疑問にお答え致します。
全体的な院試の勉強法については「院試勉強法バイブル」を参考にしてみてください。
情報戦と言われる院試の貴重な院試勉強方法が載っています。著者は横国大から東大大学院に進学した方です。
ちなみに、kindle unlimited(1ヶ月無料)利用すれば、無料で読むことができます。1ヶ月間だけ利用して解約するのもありかもしれません。金欠な学生にはありがたいです。
院試はいつ?
一般的な開始時期
院試の日程は、5~6月下旬に願書提出、6月~9月に試験本番となることが多いです。
例外な日程もある
上記で述べたとおり、大学院によっては遅く募集したり、再募集があったりと、例外もあります。
各大学院によって日程は異なる必ずホームページ上で確認してみてください。
院試までの流れ
院試の日程はざっくり以下のような日程になります。
- 2~4月 研究室訪問
- 5~6月 願書提出
- 6~9月 筆記・面接試験
- 7~10月 合格発表
いつから勉強すべきか?
内部生
人によってまちまちです。1ヶ月でなんとかなったという人もいれば、3ヶ月程度勉強したという人もいます。余裕を持って、3ヶ月以上前から勉強することをおすすめ致します。
私は大学院から京大に進学しましたが、京大の内部生でも春休みくらいには、院試を意識し始めていたようです。
内部進学の場合は、過去問の解答が出回る場合もあるので有効活用したいです。また、期末試験なども非常に参考になるでしょう。
外部生
外部の大学院を受験する場合、半年~3ヶ月の勉強期間が多いように感じます。1年前から勉強している人もいます。
比較的長めの理由は、過去問などの分析など情報収集に時間を要するためです。
私はFランク大学から、京大大学院に進学しましたが、11ヶ月の勉強期間でした。他にも、九州大学も合格しています。
11ヶ月前からの勉強で、九州大学はかなり余裕あったようにも思います。ちなみに、京都大学の問題は一切対策してませんでしたが、なんとか合格レベルに達しています。
よって、1年前からやればさらに余裕があると思います。
私からのアドバイス
勉強をいつ開始するか
院試に合格するのに必要な勉強期間は人によっては能力や習熟度が異なるため、勉強期間は異なります。
私のおすすめは、受験する大学院の過去問を1年前くらいには取り寄せて(or WEBで見て)、問題のレベルを確認することです。
その問題の解きごたえをみて、勉強期間を判断してみはいかがでしょうか。6割取れれば合格と言われる院試ですが、勉強開始時にその6割はまず解けないでしょう。
また、英語に関してもTOEICやTOEFLを早めに受験することが大切です。英語の力は1ヶ月程度頑張ったところで、急激に点数が向上することはありません。
TOEICの点数を上げるなどの英語力を向上させたいならば、2~4ヶ月程度は見ておいた方が良いでしょう。
院試は勉強不足だと容赦なく落とされますので、必ず余裕を持った対策をおすすめ致します。
院試の例外日程は滑り止めとなる
最初に、院試の例外日程もあると述べましたが、こういうところは滑り止めとなる可能性があります。
院試に落ちてどうしようもなく場合の、滑り止め防止(セーフティネット)になるため、余裕があれば、例外的な日程チェックしておきたいところです。
例えば、私は8月に京都大学の工業化学系の院試を受験しましたが、9月には京大・エネルギー科学研究科も募集もあります。
もし落ちても、併願していれば助かることになります。そして、ここで併願していなくても、12月に京大・人間環境学研究科の募集があり、そこにチャレンジすることもできます。
実際、落ちた人はそうしていました。こいう場所に合格のチャンスがあるかもしれませんので、チェックしておきたいです。
私の勉強スケジュール例
以下、私の院試スケジュールになります。英語が非常に苦手でしたので、TOEICの勉強は早期から開始いたしました。
- 学部3年8月 情報収集
- 学部3年9月 英語勉強開始
- 学部3年10~11月 英語勉強にもがく
- 学部3年12~1月 TOEICの点数に焦り
- 学部3年2~3月 TOEIC700点達成、専門科目の勉強開始
- 学部4年4~5月 研究室訪問、専門科目勉強
- 学部4年6~7月 九州大・東工大大学院受験
- 学部4年8月 京大大学院受験
- 学部4年9月 受験結果
詳しくは以下の記事で、合格体験記や英語の勉強方法を紹介しています。
効率的に勉強するために
研究室選びの重要性
研究室がブラック研究室であると、勉強する時間がないです。そのため、学部のときから研究室から大学院進学する際に、勉強時間を貰えるのか確認しておく必要があります。
ちなみに、学部の頃の私の研究室では1ヶ月程度くれました。京大でも2週間程度はくれましたが、お願いすればもっとくれる可能性があります。
過去問を早期に取り寄せる
過去問を1年前から早期に取り寄せておくことをおすすめ致します。
これにより、自分のいまのレベルがわかり、勉強のスケジュールが立てられます。また、過去問に沿った勉強をすることができるので、効率的に勉強することができます。
院試の問題が解けない場合は以下の記事を参考にしてみてください。
英語(特にTOEIC)は早めに勉強開始する
理系の人は英語が苦手な場合が非常に多いです。そのため、勉強しない人が多いです。よって、合格点で差をつけるなら、英語を強化したいところです。
TOEICは月に1回程度しかなくて、適当な対策をしても点数があがりません。
早め早めの勉強をすることをおすすめ致します。ちなみに、私が合格した京大でも700点くらいあれば平均的なようでした。
勉強する環境を整える
勉強する環境は非常に重要です。実家でうるさくて勉強できないという人は、ノイズキャンセリングや防音イヤーマフなどをおすすめ致します。
全体的な院試の勉強法については「院試勉強法バイブル」を参考にしてみてください。
情報戦と言われる院試の貴重な院試勉強方法が載っています。著者は横国大から東大大学院に進学した方です。
ちなみに、kindle unlimited(1ヶ月無料)利用すれば、無料で読むことができます。1ヶ月間だけ利用して解約するのもありかもしれません。金欠な学生にはありがたいです。