この記事では、
「大学院で東京工業大学へ進学するメリットを教えて欲しい。」
「逆に、大学院で東工大に進学するか迷ってます。何かいいことありますか?」
という疑問にお答えいたします。
こんにちは。Fランク大学から京大大学院へ進学したインプロです。他大学の大学院へ進学する際に、人気の東京工業大学(東工大)が視野に入る人も多いと思います。
東工大は理系の大学としては、東大、京大の次に優秀な一流大学ではないでしょうか。
私の個人的な考えですが、大学院で東京工業大学(東工大)へ進学するのは非常におすすめでしたい大学です。優秀な人が多く、進学で得られることは非常に大きいです。
修士で外部の大学院入学を目指しているならば、絶対に受験して欲しい大学のひとつです。本稿ではその理由についてご紹介致します。
また、デメリットに関しては以下の記事で紹介しています。
もし東工大受験を悩んでいる人がいたら参考にしてみてください。
院試の勉強法については以下の本を参考にしてみてください。kindle unlimited(1ヶ月無料)利用すれば、無料で読むことができます。金欠の学生にはありがたいですね。
◎ メリット【1】入試難易度と倍率が低い
東工大に限った話ではないのですが、どこの一流と呼ばれる大学院も、センター試験を受けて入学するよりも圧倒的に難易度が低いです。
院試の倍率は化学系や生物系は1.2~1.5倍のところが多く、数学系、物理系、環境系、経営技術系が1.5~2倍です。
そのため、学部を選べばかなり倍率が低いことがわかります。ただ、難易度が低いと言っても勉強しないと普通に落ちます。
実際に学生時代に受験したことがあるのですが、旧帝国大学と呼ばれる大学と並ぶ一流大学なのですが、その中でも入試難易度が低いように思えました。
他の地方の国立大学を受験するならば、一緒に併願してみても良いと思います。
東工大には、大岡山キャンパス(大田区)と、すずかけ台キャンパス(町田市)があるのですが、すすかけ台キャンパスは東京の端に位置しているせいか、内部生からの人気も高くないため、比較的入りやすいです。
入試難易度が低いと言っても、あくまでセンター試験での入学と比べるとです。勉強しないと容赦なく落ちるため、しっかり対策はしておきましょう。
◎ メリット【2】外部大学出身者(外部生)が多い
すずかけ台キャンパスの話ですが、外部の大学から受験してくる割合が高いようにも思います。つまり居心地が良いです。
これは、研究室の出身大学などをみるとわかるので、ぜひ見てみると良いでしょう。
外部生が多いとなぜ良いかと言うと、修士から一緒に研究室に配属され、一緒のスタートになるため、非常に心強いです。
同じようなバックグラウンドで、同じような思いを持って入学した仲間なので、仲良く慣れますし、就職活動のときも励みになると思います。
実際に東工大に大学院から入学した友達が言っていたので間違いないです。また、私は内部生しかいない大学院に入学して非常に心細かった経験があります。
そのため、個人的にも外部生が多い研究室に入るのはおすすめです。
◎ メリット【3】絶好の立地
大岡山キャンパス(大田区)はもちろんですが、すずかけ台キャンパス(町田市)でも東京都内へ1時間以内で行ける圧倒的な立地の良さがあります。
旧帝国大学と呼ばれる大学は他にもたくさんありますが、この場所は就活するにしても遊びに行くにしても圧倒的にメリットがあります。
理由は、就活の時の面接場所は、東京が多いからです。
午前中に就職活動で面接して、午後から研究室に戻るなんてこともできるでしょう。
大学院に入ってみるとわかりますが、研究がうまくいっていないと、就職活動が邪魔くさく感じてしまうので、そのときに特にメリットを感じるでしょう。
◎ メリット【4】就活が圧倒的に有利
一流と呼ばれる東工大ならばエントリーシートで落とされることは少ないでしょう。説明会にいけないことも、まず無いでしょう。それくらい大学としての信頼性が非常に高いです。
世界的にも優秀な大学である東工大であれば希望の企業に行ける可能性も高いでしょう。大学院ランキングでも上位にあります。
私は大企業で研究開発をしておりますが、東工大出身者が非常に多くて驚きました。そして、彼らはやはり非常に優秀な人が多いです。
◎ メリット【5】低価格でキレイな学生寮
東工大の学生寮は非常に綺麗です。東京都内でこんなに綺麗で安い学生寮(3万4千円)は、珍しいのではないでしょうか。
他の大学では、幽霊屋敷のような学生寮もあるので、この綺麗で安価な学生寮のメリットは大きいです。
◎ メリット【6】個性豊かな同期
私の会社では、東工大出身者が非常に多いです。また、その一人ひとりの個性の豊かさも刺激的です。
ぶっ飛んでいる人もいれば、おちゃらけている人もいますし、超まじめな人もいます。そして、何よりも優秀です。そんな個性豊かな天才達と話していると面白いです。
こんな仲間と学生時代を過ごせると考えるとワクワクしてきませんか。一緒に研究することで必ず自分にとってプラスになることでしょう。
◎ メリット【7】知名度の低さ
東京工業大学は、東大、京大に次ぐ一流大学にも関わらず、知名度が低いです。
地方にいくと、「東京工業大学?東京の工業系の私立大学かな?」と言う人もいます。確かに名前は私立大学のような名前がしています。
また、高学歴を嫌う人もいるため、東工大を出てても嫌味じゃない感じがします。
知名度が低いと就職しにくいかと心配するかもしれませんが、安心してください。就職は抜群に良いです。人事なら誰でも知っています。
そんな東京工業大学出身であれば、早慶出身と比べれば、社会に出てもプレッシャーを感じる頻度は少ないでしょう。
ただ、メーカーに就職したら、誰でも知っているので、そこは注意しましょう。
エリートが嫌いな人はたくさんいますから知名度はこんなときに重要です。
東工大に入るための院試勉強法
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