私は底辺私立大学から、京都大学大学院に合格しました。現在、研究開発職をしております。私と同じように理系で、研究開発職に興味がある人のために、この記事を書きました。
高校では受験勉強をあまりしなかった方でも、大学院受験を真面目にすれば、国立のハイクラスの大学にいけます。諦めずに夢を実現させて貰うきっかけになればと思います。
ちなみに、院試の勉強法については「院試勉強法バイブル」も参考にしてみてください。情報戦と言われる院試の貴重な院試勉強方法が載っています。著者は横国大から東大大学院に進学した方です。
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難関京都大学大学院を目指した理由
私が京都大学大学院を目指した理由ですが、特に目指してはいませんでした。
私は旧帝国大学クラスの国立大学にいければよいと思い、そのあたりの大学院を受験しました。その中で、京大は記念受験的な位置づけでした。
なぜ旧帝国大学クラスの国立大学かというと、学費が安かったことと、研究開発職に就きたかったことです。
また、どうせ大学院を受験するならば、レベルの高いところを目指したいと思ったためです。
旧帝国大学ならば、自分が最もレベルアップできると思いました。また、卒業後に誰でもしっているし、自分のステータスになるとも思いました。
ですので、旧帝国大学クラスの大学院を目標にして、勉強をしておりました。
また、私が通っていた大学で大学院に行っても、遊んでいる人が多くて、成長が得られないと考えたのも一つの理由です。
【1】入試問題から進学先と併願先を決める
進学先を決める
進学先を決めるのが第一です。学部や専攻によってたくさん受けることができます。
気に入った学部や専攻があれば、入試の過去問題をみてみましょう(過去問題はHPに公開されているのもあれば、取り寄せになる場合もあります。)。
その時点では解けなくても、ある程度勉強したことがある範囲であれば、その学部に決めましょう。もし、専門外の科目がたくさんあるなら諦めましょう。
限られた時間で科目を絞って勉強することが大切なポイントになります。
併願先を決める
併願先は他大学で近いレベルか、それよりも少し低いレベルの大学院を受けましょう。私は東京工業大学と九州大学を受験しました。
東京工業大学は非常にハイレベルなのに、田舎ではあまり知名度が高くないので個人的には好きな大学でした。
ちなみに、自分の通っていた大学は受けませんでした。大学院に受験に失敗できないという環境を作ることで自分に強いプレッシャーを与えていました。
併願先のおすすめの数などは以下の記事を参考にしてみてください。
【2】スケジュールを立てる
英語や専門の勉強や、研究室訪問をするスケジュールを立てます。自分にどのくらい時間が残されているのかを知り、残された時間をいかに効率的に勉強するのかがポイントです。
私の場合、半年以上期間があったのである程度余裕を持って勉強できたと思います。残された時間が短い場合、英語の勉強は無視して過去問をひたらすら解くなど戦略が必要です。
【3】勉強法の勉強をする
まずは勉強法の勉強をしましょう。勉強ができない人は、勉強方法を知らないことが原因の一つです。
効率的に勉強するために、どのタイミングで復習すれば、記憶に定着するのかがわかります。
【4】過去問の分析をする
過去問は命です。過去問を分析をするかどうかで合否が決まると言っても過言ではないでしょう。
少なくとも過去5年分はみて分析し、過去問でどんな範囲が出題されているのか把握し、傾向と対策を立てましょう。
過去に似たような問題がたくさんでているはずです。その出題分野に焦点を絞って勉強していきましょう。
【5】英語の勉強をする
理系であれば、英語は社会人になってからも、ずっと付きまとうでしょう。それ故に院試でも英語の得点配分は高いです。苦手な人は早めに対策する必要があります。
TOEICやTOEFLのスコア提出を求められる場合もあります。私は4ヶ月程度引きこもって、英語だけを勉強していた時期がありました。
センター試験で200点満点中100点を切る実力ですからね。それくらい英語が苦手でした。
当時は専門の勉強をしないといけないという焦る気持ちを抑えながら英語の勉強をしてました。
【6】専門の勉強をする
過去問の勉強、模範解答を自分で作る
過去問から出題されている専門分野に絞って勉強していきます。おすすめのやり方は、過去問の模範解答を自分で教科書で調べながら解いていくことです。
最初は多少間違っていても、後から気づけるような学力が身についていきます。
薄い基礎的な問題集を暗記するまで何度もやる
過去問分析が終わったら、過去問に関連する薄い参考書を暗記するまで何回もやります。
別の問題集に手を出す前に、一つの問題集を繰り返すことが重要です。
再度過去問を暗記するまでやり込む
問題集を解きながら基礎的なことを学んだら、過去問に戻ってひたすら勉強します。
わからないところは、ネットで検索したり、先生に聞いたり、知恵袋に訪ねたりします。
それでもわからないところは暗記します。暗記することで、後から理解が追いついてくることが多々あります。
というか、次のステップに進むにしても、その暗記の内容がベースになっており、そういうものだと理解しておかないと、進めないときがあります。
【7】研究室訪問する
大学院の入試(院試)前には、研究室を訪問しておきましょう。どんな研究室なのか、どんな教授がいるのかがわかります。
個人的には、よっぽどやりたい専門分野がない限りは、大学教授の人柄だったり研究開発のしやすさで選んだ方がいいと思います。なぜならば、就職してから同じ専門分野で仕事をできるとは限らないからです。
そのため、大学院では、「研究のやり方を学ぶ」という視点が大切です。そのため、ブラック研究室と言われるような研究室ではなく、研究しやすい環境で自分が成長できる研究室を選びましょう。
院試の勉強法については「院試勉強法バイブル」も参考にしてみてください。情報戦と言われる院試の貴重な院試勉強方法が載っています。著者は横国大から東大大学院に進学した方です。
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