こんにちは。妊活をはじめて半年になるインプロ妻(30代前半)です。結婚して2年、不妊治療クリニックに通院し始めました。
不妊治療後すぐに医師から「妊娠を希望されるなら、子宮頸がん検診を必ず受けてください」と言われたので、子宮頸がん検診の体験談を綴っていきます。
本記事では、
「子宮頸がんって何?」
「不妊治療と子宮頸がんは関係あるの?」
という声にお答えいたします。
子宮頸がんとは
ヒトパピローマウイルスの感染が関係します。ヒトパピローマウイルスとは、皮膚や粘膜に感染し、性交渉でも感染します。つまり、一度でも性交経験があれば誰でも感染する可能性があるということです。
このウイルスは、子宮頸がん等を引き起こすウイルスですが、ほとんどは数年で自然消失します。一部の人で、感染が維持し、がんを発症する危険性があります。早期の場合、自覚症状のないことが多いです。
※月経以外の出血等、不正出血がある場合や月経が不規則な方は、検診ではなく医療機関へ受診してください。
子宮頸がん検診とは
細胞診を行います。子宮頸部(子宮の入り口)を専用の器具(先にブラシがついている)で擦って細胞を取って顕微鏡で調べます。
※月経中は避けてください
この結果、子宮頸がんであると分かり、手術が必要となった場合には「子宮頸部円錐切除術」という手術を受けます。病変部を含めて子宮頸部を円錐状に切除します。
多くの場合、妊娠能力を温存できるとのことですが、手術で子宮頸部が短縮することにより、その後の妊娠での流早産のリスクが高まると言われています。
対象年齢
検診推奨年齢は、20歳以上の自覚症状のない女性です。
検診時期
2年に1度、定期的に検診するのがよいとされております。自治体から、年齢に合わせて2年に一度、検診案内が郵便で届きます(自治体の補助あり)し、会社の健康診断等でも実施しています。
検診の流れ
予約
大阪市在住のため、インターネットで「大阪市 子宮頸がん検診」と検索し、指定病院へ行くことにしました。幸い、検診対象年齢だったため、補助も受けることができました。私の場合、対象年齢ですがその年の途中で引っ越してきたため、自治体からの検診案内は届いておりませんでした。念のため、指定病院へ事前に電話をして検診を受けたい旨を伝え、後日病院へ行きました。
検診
まず、病院の受付で子宮頸がん検診を受けたいことを伝えると、生年月日と子宮頸がん検診の受診歴を聞かれ、検診の申込書をその場で記入しました。
そして、名前が呼ばれ、いざ検診。診察室へ入ると、医師から「婦人科に来たことはありますか?」と聞かれ、ハイと答えました。
婦人科にかかったことがなく、はじめて検診を受ける人は、検診台を検診の仕方にびっくりするそうで、事前に確認しているとのことでした。確かにはじめて婦人科へ行ったときは診察中、何とも言えない感覚でした・・・
そして、検診台に座ると、椅子が自動で上昇し、足下が開きます。そしてお腹あたりの位置でカーテンが閉められ、医師によって細胞を採取されました。
ブラシで擦るというだけあって、痛いのかと身構えて行きましたが、思っていたほど痛くはなかったです。私の場合、不妊治療で子宮エコーを受けていたからかもしれません。
幸い、予約不要の病院であったことと、待ち時間がほとんどなく、20分ほどで検診は終わりました。
そして、医師からの問診があり、2週間ほどで検診結果が出るので、結果票を取りに来てくださいと言われました。(郵送じゃないのか・・・)
以下、申込書の控えです。
支払い
大阪市の補助を受けたので、支払いは400円でした。
以下、領収書です。
検診結果
2週間後、申込書の控えを持って再度病院へ行って検診結果をもらいました。受付で名前を言うと、その場で結果表を渡され、異常なしですと告げられ終了しました。
てっきり、医師に呼ばれて結果報告されると思っていたのであっけなかったです。
検診結果表は以下の通りです。(さっぱりしたものですね・・・)
さいごに
子宮頸がんは、自覚症状がないのが特徴で、30代~40代の女性で増加しています。
妊活している方だけでなく、是非女性の皆さんは自分のため、周りの家族のために検診へ行きましょう。