こんにちは。妊活をはじめて半年になるインプロ妻(30代前半)です。結婚して2年、不妊治療をはじめましたので、クリニックでどういう診療を受けているか記録していきます。
現在、不妊治療専門クリニックに通っています。大阪在住のため、アクセスのと口コミの良さから、「リプロダクションクリニック大阪」へ行くことにしました。
※クリニックの選び方は以下ブログで紹介しています。ご参考にしてみてください。
本記事では、
「不妊治療の初回検査の感想について教えて欲しい」
「不妊治療の初回検査の内容や費用について教えて欲しい」
という声にお答えいたします。
予約(初回)・通院タイミング
私は電話で予約しました。Webからできるところもあるようなので、ホームページを確認すると良いでしょう。
初回通院のタイミングは電話予約した際に、状況を聞かれるので、そのタイミングに従っていけば問題ないでしょう。
当日持参した物
当日持参するものは以下のとおりです。
- お金
- 健康保険証
- 予約時に提出依頼された問診票
当日実施された内容
今回は初回だったため、内容は主に以下4点でした。
①初回説明
②超音波検査(子宮エコー)
③医師の診察
④血液検査
初回説明
担当者に、相談室へ案内され、持参してきた問診票の確認をされました。過去の妊娠歴や病歴、不妊治療の経験などを聞かれました。
そして、クリニックの利用方法(予約の取り方、サービス内容・料金等)を説明されました。初回説明後、一旦待合室に戻ります。
以下、説明時にもらった資料です。
以下の書類は、はじめに受付で毎回白紙状態のカルテとして受け取り、その日、診察したら実施欄にはんこが押され、次回外来診察予定日の記録されます。
これは、会計の領収書と一緒に持ち帰ることができます。そのため、毎回家に帰ってからも何の診察を受けたか分かるようになっています。
超音波検査(子宮エコー)
待合で順番が来たら、近くのディスプレイに患者番号(診察券番号)と診察室(面談室、処置室、診察室、内診室、採血検査室等)が表示されるので指定された部屋に入ります。
内診室で、下着を脱いで検診台に座ります。先生が検査している間、エコー画像がモニターに映し出され、見ることができます。
膣に器具を入れて検査するため、違和感があり少し痛みも感じました。なによりも、男性医師に診察してもらったため、とても恥ずかしかったです。(先生は何も思ってないでしょうけれど・・・)
医師の診察
診察室に移動し医師からの検査結果の説明を受けます。私の場合、超音波検査は問題なく月経も周期的に来ていることから、血液検査を行い、結果を見て治療方針が決まることになりました。このとき、先生から次回の来院日を指定されました。
また、夫が以前泌尿器科で精液検査をした結果を見せたところ、問題なさそうだと言われて一安心。(精液検査の内容は以下の記事を参考にしてみてください。)
同時に、基礎体温の記録を見せようとしたところ、基礎体温の記録を持ってくる方が多いが、不妊治療に不要だと言われました。
ただし、生理日の予測や体温の上下の記録としては使えるとのことで、基礎体温の記録を取るのにストレスを感じるくらいなら基礎体温は測らなくて良いと言われました。これにはびっくりです・・・
血液検査
採血検査室に呼ばれ、採血しました。検査項目は以下の通りです。
CD3(LH/FSH/PRL)
月経3日目に受ける項目ですが、来院日がたまたまその日だったので受けることができました。
LH:黄体化ホルモン
卵胞を成熟させ、排卵の指令を出すホルモン
月経中にFSHの値より高いと、卵の発育が障害されている可能性があります。
FSH:卵巣刺激ホルモン
卵胞を発育させるため、脳下垂体から卵巣に分泌されるホルモン
PRL:プロラクチン検査
授乳中に母乳を作るためのホルモンですが、妊娠していない時期に多量に分泌されると、卵胞発育や排卵、月経の乱れに影響します。
スクーリング(感染症/術前/血型/TSH/クラミジア)
感染症
梅毒、HIVなどの感染を調べます。
TSH
甲状腺ホルモンの量を調べます。値が高いと受精率が低下しています。
AMH
発育過程にある卵胞から分泌されるホルモン
費用・支払い
クレジットカード対応のクリニック(一括のみ)なので、毎回カード払いをしています。不妊治療は費用がかさむため、カードを持っている方はポイント還元を受けることが可能です。
検査項目によって、保険診療と保険外診療と分かれています。毎週のように通院することになりますので、領収書は保管しておくことが大切です。
※金額によっては医療費控除を受けられる可能性があるため
支払後、次回の予約(医師からの診察時に指定された日)も完了させます。自宅でパソコンやスマホで予約もできますが、次の来院日を指定されることが多いので、その日のうちに予約を済ませるようにしています。
以下、今回の診療の領収書です。保険外診療がかさむと費用も上がりますね。。。
保険診療:3,950円
保険外診療:22,825円
合計26,775円でした!高いっ!!ひぃええ!!!
クリニックの感想
不妊治療の口コミを見ると、待ち時間が長いとの内容が多いですが、平日の午前中に予約したからか、待合室で5分もすれば案内されました。全部で1時間程度で終わりました。
待合室には20人ほど患者がいますが、先生が複数人居て、受付も常時3人は居るので待たされたという印象はありませんでした。
院内はとても綺麗で、待合室はソファタイプとデスクタイプとありました。他の病院と同じく雑誌が置いてあり、院内専用Wi-Fiも完備しています。
お手洗いは、同じ階に複数の会社が入っているため、共同のお手洗いがあります。
患者さんは、30代半ば以上の女性が多いように見えました。また、旦那さんと一緒に受診されている方もいました。
不妊に悩んでいる方の病院のため、お子様の同伴は禁止されています。二人目以降を考えて来院する人はどこかに預けることになります。
また、診察時に次回の来院日を指定されるので、先2週間ほどのスケジュールが分かるとスムーズに予約できます。
但し、次回の来院日を指定されるので、土日休みの仕事をされている方は夕方か、有休やフレックスを使用して来院することになると思います。
初めての不妊治療にリプロを選びましたが、口コミを見ていると割高のようです。実際に、初回の支払時、目が飛び出そうになりました。
しかし、サービスは中々良さそうなのと、わからないことは質問したら丁寧に答えてくれるので私には合っているような気がします。
あとは、医師が担当制ではないのと、ある程度事前勉強していく方が医師との話がスムーズに進むと思いました。
不妊治療体験記の続きです。
以下、不妊治療に関するオススメの本です。
不妊治療を考えたら読む本 科学でわかる「妊娠への近道」/ブルーバックス
私はこれを読んで勉強しました。
次の体験談は以下のブログで紹介しています。
最後に、不妊治療にかかわる記事を載せますので併せてご覧ください。