「やぶ屋」でわんこそば体験!雑すぎる??【口コミ】
旅行で岩手県に行ったついでに、わんこそば体験をしてきました。
かつて、宮沢賢治(銀河鉄道の夜や注文の多い料理店の作者)が愛した「やぶ屋」というお店の本店に行ってきました。本稿では、わんこそば体験の感想を記載致します。
冷麺を食べた感想については以下の記事で紹介しております。
宿泊は「楽天トラベル」や「じゃらん」でクーポンがある時があり、安く泊まれる可能性もあるためおすすめ致します。
わんこそばとは?
わんこそば(椀こ蕎麦)とは、岩手県の盛岡・花巻に伝わる蕎麦(そば)です。
400年前、お殿様へ差上げた花巻又は盛岡が発祥のおもてなし料理です。
盛岡冷麺、盛岡じゃじゃ麺と並び「盛岡三大麺」です。
一口大のそばを小さなお椀に入れて、それを食べ終わるたびに、給仕係がそのお椀に次々にそばを入れ、客がそれを満腹になるまで続けるスタイルのそば。
ストップと言わない限りそばを入れられるので大変です。笑
やぶ屋とは?
大正十二年に創業した老舗の蕎麦屋です。創業当時、宮沢賢治も教師時代に足繁く通い「天ぷらそばと三ツ矢サイダー」を食べていました。
つゆは、本枯節を使用し、代々引き継いでる「かえし(たれ)」を用いて仕上げます。そばの蕎麦粉は岩手県産のみを使用した(二八そば)挽きぐるみで蕎麦の香りが豊かです。
100杯食べると「横綱認定」されます。横綱認定されるとお店の壁に名前が記載されます。
お店は立派な建物でした。さすが老舗という門構えですね。
場所
花巻と盛岡に店舗がありますが、私は花巻の総本店に行きました。JR花巻駅より徒歩で10分です。盛岡の店舗は、盛岡駅ビルに直結してます。
駐車場
お店の裏の方に、80台止めるところがあります。最初はわからず、見逃してしまいましたので、慎重に探してみてください。
ゴールデンウィークに行っても十分駐車できました。
メニュー
わんこそばが3000円です。わんこそば以外にも通常のかけそばや、ざるそば、宮沢賢治が愛した天ぷらそばが1000円以下の値段で味わうことができます。
そばにしては高いな~と思いましたが、わんこそば形式で食べることはなかなか他県ではできないので旅の記念になりました。
営業日時
- 昼の部11:00-15:00(ラストオーダー14:40 わんこそば14:30)
- 夜の部17:00-20:00(ラストオーダー19:40 わんこそば19:30)
- 定休日は月曜、月曜が祭日の際は火曜日
感想
開店時間とほぼ同時に到着しましたが、すでに人が並んでいて、30分程度待ちました。人数にもよりますが、店内の椅子で待たせてくれるので助かりました。
ファミリーで来ている人や男性同士で来ている人等、さまざまでした。
待ち時間に注文を取りに来ますのでわんこそばを注文しました。番号で呼ばれ、席に着いたらすでにわんこそばがセッティングしてありました。
鰹節、大根おろしはわかりますが、筋子に塩辛までおいてありました!汗
しかし、これがなかなか良かったです。理由は、わんこそば自体が単調な味なので、筋子や塩辛がいい味を出してくれるんです。
わんこそばを開始する前に、エプロンを付けるように指示されます。そば屋でエプロンとは、なんだか、焼き肉に来た気分です。
わんこそばが始まると、給仕係のお姉さま方が、次々にお椀に投げ入れて行きます。結構、雑です笑。だいぶ上の方からお椀に投げ入れるので、ピシャッと汁が服にかかりそうになります。
エプロンをしていて正解でした。勝負服やデート服を着ていくと汚れる可能性大です。
食べたと思った瞬間に、お姉さまが上から、そばを次々落としてくるので、しゃべっている暇なんてありません。これは、もう、戦いです。
「もう食べきれない」と思っても、お姉さま方はお椀が空なのをみて「まだいけるでしょ!」という感じで、お椀に投げ込んできます。最後は、「もう無理です」と声に出して言い、お椀を手で蓋しないとしつこく投げ込んできます。
私の食べた記録としては、25杯程度でした。普段少食なので、そんなに食べることができなかったです。両隣の夫婦は、夫婦揃って40杯近く食べていたので、びっくりしました。最後に何杯食べたか、記録証をいただけます。
わんこそば自体は正直、あまり美味しいとは思いませんでした。何杯も食べるので、あらかじめ作り置きされているものを使用するのでだいぶ柔らかめの食感です。
ですが、わんこそばの体験自体は非常に面白かったので旅の思い出におすすめですよ。