本記事では、
「日商プログラミング検定(VBA)の詳細と勉強方法について教えて」
という疑問にお答え致します。
日商プログラミング検定の特徴
以下の人が対象になります。
- 初学者をはじめ幅広い方が対象
- プログラミングスキルに特化した試験
- 基本的な知識を問う内容
- 上位レベルでは実技試験を実施(STANDARDとEXPART)
https://www.kentei.ne.jp/pg
日商プログラミング検定の種類
プログラミングの種類は以下のとおりです。BASICとENTRYは言語の選択はなく、概念の理解になります。
STANDARD以上で、C言語、JAVA、VBAから選択します。
EXPERT C言語
Java
VBA
(※1)プログラマーとしての基本能力を問う
(IT企業における人材ニーズを反映、IT企業における人材育成、採用要件で活用)
仕様書を続んでソフトウェアの一部が作成できるSTANDARD C言語
Java
VBA
Python高校・大学・専門学校等でのプログラミング学習の習得度を問う
(教育機関での学習内容を反映)
企業においてIT化を先導できる、プログラミングに関する基本知識・スキルを習得しているBASIC 言語に
よらないプログラミングに関するITの基本知識、簡単なアルゴリズムについて問う
(プログラミング学習の基本)
企業人の素養として求められる、プログラミングの基本知識を習得しているENTRY Scratch(※2)
(Scratch3.0対応)初学者向けに、ビジュアル言語「Scratch」による簡単なプログラミングおよびプログラミング的思考を問う
(初学者向け教育で活用)
プログラミングの「学び方」を学んでいるhttps://www.kentei.ne.jp/pg
合格率
ENTRY、BASIC
知識試験が70点以上で合格(実技なし)
STANDARD、EXPART
知識試験が70点以上で合格。加えて、実技試験の課題プログラミング(STANDARDは3問)を時間内に全て正解(完成)していただくことで合格。
ちなみに、科目合格制度というセーフティネットもあります。
科目合格制度とは、知識科目または実技科目の合格基準を満たしている受験者が落ちたときに、次回以降の受験の際に、合格基準に達した科目を免除できる制度です。
ちなみに、STANDARDおよびEXPERTの試験においてのみです。
受験方法
日商プログラミング検定は、いつでも受験できるネット試験です。
試験日等については、ネット試験会場が決定いたします。
受験料
受験料は以下のとおりです。
- ENTRY 3,000円
- BASIC 4,000円
- STANDARD 5,000円
- EXPERT 6,000円
勉強方法
ENTRY
ENTRYで公式サイトでおすすめされているのは、以下の本です。子供向けと大人向けの本があります。
できるキッズ 子どもと学ぶ Scratch3 プログラミング入門
小学生からはじめるわくわくプログラミング
小学生からはじめるわくわくプログラミング2 Scratch 3.0版
いちばんはじめのプログラミング
おとなも学びたいプログラミング Scratch入門
CoderDojo Japan公式ブック Scratchでつくる!たのしむ!プログラミング道場 改訂第2版 Scratch3.0対応
Scratchではじめよう! プログラミング入門 Scratch 3.0版
プログラミング入門講座--基本と思考法と重要事項がきちんと学べる授業
BASIC
BASICは公式テキストが出ています。公式テキストで勉強しましょう。
他にも、公式サイトにeラーニングが開設されています。しかし、18,000円(+税)と値段が高いですね。
STANDARD
STANDARDも公式テキストがでています。しかも、VBA、C言語、JAVA、全部揃っています。
EXPERT
公式テキストはありません。VBAエキスパートという資格があるのですが、こちらが対策になる可能性があります。
おすすめの独学方法
初心者は、Udemyの講座を利用することをおすすめ致します。
動画でプログラムが動くところを実際に見て学ぶほうが、圧倒的に効率的ですし、感動します。百聞は一見に如かずです。
加えて、一般的な通信教育は数~数十万程度しますが、Udemyの講座がセール(月1くらいである)で売られているときなど数千円で購入できます。定価で購入しても2400円程度です。
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